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2016/05/08

2016・5・8 5月の連休も終わって篇

P50403065月4日の桜通り
この近くに住んで35年
桜もこちらも歳をとった

 今年のゴールデンウィークも終わった。
日本では古来、盆と正月は休めるときだった。
それにいつのころからか、この4月末から5月始めの休みが加わった。
サラリーマン生活の長かったふうてんなども長い休みが取れるので有り難かった。

 長い休みを利用して海外まで出かける人も多い。
ふうてんも若いころ一度だけヨーロッパへ(海外旅行)をしようと企てたことがある。
嫁はんの好みでイタリアのローマを中心とした計画だった。
それで会社にお伺いをたてた。

 当時は7日間続けて休むことは許されなかった。
土、日が休みの今では考えにくいことだけれど、(連休)というのが珍しかった。
5月の連休もゴールデンウィークなどと呼ばれるけれど、続いた休みではない。
当時、天皇誕生日が4月29日で憲法記念日が5月3日で子どもの日が5月5日。
それに日曜日がどう絡むかで(連休)の長さが決まる。

 そんな時代だったから新婚夫婦の(海外旅行)の目論見は実現しなかった。
それ以来、我々夫婦は(海外旅行)ということを考えなくなった。
もともと夫婦二人とも(観光旅行)というものに馴染がなかった。
海外どころか国内でも一度も(観光旅行)はしたことがない。
二人とも(出無精)なのである。
せっかくの休みなのだから家でユックリと休みたいなあ、と考える方のようだ。

 出かけない連休の楽しみの一つが家でノンビリと古い映画を観ることかもしれない。
今年は妙に黒澤映画を観たくなった。
それも初期の(酔どれ天使)を無性に観たくなった。
1948年公開の映画で、初めての黒澤明らしい、その後の傑作群につながる作品。
何度目かになるけれど、見直してまた驚いた。
やっぱり凄い。

 それで次の作品の(野良犬)も観たくなった。
これまた凄い。
二本の映画を見て今年のゴールデンウィークも何がしかの収穫があったと思った。

 1948年と1949年に公開された二本。
戦争が終わった3年後と4年後。
物語の展開、カメラ、サウンド(音と音楽)、役者たち。
全てに無駄がなく密度が濃い。
ふうてんが2歳とか3歳のときにこんな凄い映画が封切られていたんだ。
(今の人は映画館で映画を観ないから封切りなんて分からないかもしれない)

 この5月連休は新緑の季節でもある。
国立では(桜狂想曲)から始まり(新芽狂想曲)となり(新緑狂想曲)となる。
この後は緑が深くなるばかりで(狂想曲)というほどの熱狂はない。
大きな変化はない。

 次は葉っぱが色づき始める秋まで待つしかないようだ。 

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