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2009/11/23

2009・11・22 ちかごろお江戸ではやるもの篇

Aki

 今年はかなり寒いのではなかろうか。

この一週間ほど、東京では真冬のような気温が続く。

4時を過ぎるともう何となく暗くなってくる。

冷たくて、雨が降って、その上風にまで吹かれると泣きたくなる。

 去年の冬は街に(女忍者)が溢れていることに驚いた。

黒い股引き(ももひき)のようなものに身を固めた女人たちが闊歩していた。

春になり夏になるにつれて徐々にその(女忍者)たちは姿を消したようだった。

 秋になって、涼しくなるとまた忍者たちが戻ってくるのだろうか?と思っていた。

ところがどうも今年は様相が違う。

何だか(長靴)を履いているのが多いのである。

雨でもないのに(長靴)ばかり。

これは一体どうしたことなのだろうか?

 長靴と言わずに(ブーツ)と言うと、ああそうだ女性たちのファッションの一つだったと気づく。

そういえば昔(ワンレン ボディコン)という言い方がはやったなあと思い出した。

その時代にも(ワンレン ボディコン)の女人が冬になると(ブーツ)を履いていたものだった。

 しかし、今は(ワンレン ボディコン)の時代ではない。

何だか(ブーツ)も当時の形とは違うようである。

ジーパンで履いていると(カウボーイ)の様でもある。

黒いタイツのようなもので短靴(たんぐつ)のような(ブーツ)を履いているのもいる。

ピーターパンか?と思わされる。

サーベルを下げたらよろしいのでは?と言いたくなる(軍靴)のようなのもいる。

モンゴルの人が馬に乗るとき、といった雰囲気の茶色のもある。

サーカスで馬の曲乗りのときに履く装飾過多のようなのもいる。

 長さ、色、形、実に様々である。

足のくるぶしまでくらいの短いのからひざ上10センチくらいのまである。

昔の(ワンレン ボディコン)の時代の(一様なブーツ)とは全く違う。

 知り合いの若い子と話をした。

(何だかブーツがはやっているようやねえ)

(わたし好きだから年中はいてます)

(そういえば今日もブーツを・・・)

この子は背が高く脚が長くて、歩き方に独特のリズム、まるでキリンのようなリズムがあるので(キリンさん)と呼んでいる。

(キリンさん、ブーツ何足くらい持ってるの?)

(そうですねえ、え~と、・・・)

と指折り数えている。

(それあなた、下駄箱にはいります?)

(いえ、まあ、それはね・・・)

あまり個人的な質問をしてはいけない。

 彼女の話も合わせて考えると、ファッション業界もあの手この手、売り上げ向上に努力をしている風であった。

茶髪にして黒い股引きやらタイツやらをつけてブーツで〆るのである。

ニッポンのアパレル業界はまことに素直な大和撫子たち諸嬢に感謝せねばならない。

(ふうてんアーカイブス)

2009 秋 国立の紅葉

銀杏Icho_1  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その2Icho_2  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

谷保天神の秋Tenjin_11_2  

Tenjin_12_2  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

その2Tenjin_2  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その3Tenjin_31  

Tenjin_32  

 

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コメント

ほかもさん

 銀杏は近くの公園で、その2は近くの団地です。
この公園の銀杏は毎年楽しみにしています。
大学通りの銀杏はまだ盛りじゃないようでした。
今年は桜とかもみじとか色づきがいま一つでしたねえ。
想像しますに春から夏にかけて雨ばかりだったからでしょうか。

 京都に住んでいた頃、どうして京都の紅葉は鮮やかなのだろうと考えました。
結論は夏の暑さと冬の寒さ、つまり季節にメリとハリが必要なのですね。
いつだったか猛暑のひどかった年、秋になって京都へ行き鴨川をタクシーで走っていると運転手さんが(情けないようなモミジでっしゃろ?今年はず~っと雨不足でアキまへん)と嘆きました。
春と秋の観光シーズンは京都の運転手さんは(一日貸し切り)などの稼ぎ時なのに、確かにその年は葉っぱがチリチリに縮んで黄色や赤よりも茶色でしたなあ。
ほかも女史におかれましては奈良の紅葉に大いに腕をふるっていただきたいですね。

 股引きやらブーツの横溢にはホンマ(世の中変わったなあ)と思わされます。
嘆息していてもしようがないし、いつの時代もファッションにはその時代が反映されますし、時代の中での自己主張なり工夫が反映されているはずでありましょうから、さて現今の大和撫子たちの美意識は奈辺にあるのやら?と思いを馳せることでおおらかでいてたいなあと思っておる次第です。

投稿: ふうてん | 2009/11/26 16:28

銀杏がきれいですねぇ~。

銀杏の紅葉は、大学通りでしょうか。
やっと、仕事が一段落したので、奈良公園の銀杏も取材に行ってこようと思います(笑)。
奈良公園は、ナンキンハゼ → カエデ → 銀杏の順で色づくと、写真美術館の先生に教えてもらいました。ちょうど、正倉院展の頃から、ナンキンハゼの紅葉が始まります。

 レギンス・スパッツの次はブーツのお話ですか(笑)。
『ふうてん老人日記』を数年後読み返してみると、当時のファッションについてもわかりますね。
ブーツについては、同性の私でも?首をかしげることがあります。夏でもブーツですからね。
夏、エアコンのガンガン利いたスタジオで、芸能人がブーツなんか履いて、テレビに出ると、(オシャレ~。)なんて思って、真似したくなる若者が出てくるんでしょうか。真夏のブーツは、見ている者が暑苦しいからやめてほしいです。
 最近、暖かな冬が多いので、ブーツを履く機会も少なくなりました。ロングブーツは、脱ぎ履きが面倒で、時間がかかるので、好きじゃないです。でも、娘は今年こそロングブーツを買うぞ!って言ってます。実用性ばかり追い求めるのは、年のせい?なんでしょうね(苦笑)。

投稿: ほかも | 2009/11/26 10:57

楕円さん

 トヨダさん74、シンの字49ですか。
シンの字の球はホームベースまで届いていますかねえ。
ハヤシさんはヒゲを蓄えた紳士でしょう?
そんな印象が残っています。

 生牡蛎パーティの話ウッカリしていました。
総勢9人・・・ベスト・ナインの会だったのでしょうか。
来年、阪神どないしましょうかね。
(城島一人で優勝でけるデェ~)
言われてもねえ。
岡田くんが帰ってくるまで待つしかないのでしょうか。

 大相撲も半ばを過ぎました。
今日のゲスト解説に小松政男が来ていました。
福岡出身なのでご当地場所という次第。
この芸人、当方は大好きなのです。
(ど~して、ど~してなの、おせ~て、おせ~て)
と泣き崩れる場末の飲み屋のオネ~ちゃんなどをやらせるとまことに秀逸でした。
この人が大相撲大好きなのですね。

 白鵬が立ち会いで、早く立ち過ぎた相手をスッとかわしました。
(あの何気ないしぐさ・・・いいですねえ、何ごともないような顔をして)
と小松政男先生、えらい褒めていました。
そして、次にまともに立ち会って今度は逆にアッという間に上手投げで投げ飛ばしました。
(いいですねえ、静の中に動あり、よろしいなあ)
これは小松政男の解説だったのかふうてんのつぶやきだったのか・・・。

投稿: ふうてん | 2009/11/23 02:59


 落ち葉踏むその靴底に冬忍び

 昨夜、野球部の仲間9人と生牡蛎で一杯やった。最年長は74歳のトヨダさん、最年少はシンの字で49歳。大半は還暦を過ぎている。人生の晩秋、冬に差し掛かる年代とっといってもいいだろう。
 宴半ば、トヨダ氏に次いで年長のハヤシさんが僕に話をふった。
 「楕円さん、遺言状書いた?」
 「いいえ、全然。それならトヨダさんに聞いてみたら?」
 この会話を耳にしたトヨダ氏曰く「僕もまったく書いてません」
 ハヤシさんは、うーんという感じで酒を口にした。それきり、遺言状に触れなかった。
 その後食べては飲み、飲んでは食べながらつくづく思った。
 さて忍び寄る冬と、どのように楽しく付き合おうか。
 また新たな課題が残った。

投稿: 楕円 | 2009/11/23 02:04

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