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2008年3月に作成された記事

2008/03/30

2008・3・30 桜満開につき篇

千鳥ヶ淵の桜Ohori

 花に嵐のたとえもあるさ、と先週に書いた。

今週、東京では桜が満開となり、もう今日の日曜日には雨が降った。

一週間前は殆ど蕾だったのが一週間で満開、そして雨嵐が来る。

まことに花の命は短い。

 明日で3月も終わり4月になる。

桜とともに訪れるこの季節は日本では卒業入学の季節でもある。

会社もそうだから人の出入りが激しく慌ただしい。

ふうてんの身近なところではホスト・ファミリーをしていた二人の留学生たちが卒業して社会人となる。

 中国のランちゃんは日本で広告会社に就職した。

タイのアリアさんはタイ、バンコックに帰って外務省にはいる。

先週アリアさんが来て、最後の晩餐とあいなった。

いままでいつもメガネをかけていたのがコンタクトに代えたとかで骨相が全く違う。

まるで日本人のようなおしとやかな顔だちになっている(タイの人がおしとやかそうでないという意味ではございません)。

アリアさんはおばあちゃんが中国人だからなおさら日本人に似ているのかもしれない。

 それにしても、ランちゃんとアリアさんが我が家での夕食会に来るようになってもう6年にもなる。

少女のようだった彼女たちももう立派な大人である。

しかしコチラから見るといつまでも少女のような印象をぬぐえない。

彼女たちが結婚したり子供をもうけたりして貫祿がついてきてもきっとそのイメージは変わらないのではなかろうか、などと考えた。

 今年の桜はこの別れと出会いの季節にドンピシャリ咲いてくれた。

アリアさんとの最後の晩餐のあと神楽坂の山田塾、府中での四季の会があった。

いつものピープルと一月ぶり、三か月ぶりの会話を交わした。

背景にはずっと桜があった。

桜のおかげか、いずれも楽しい時間だった。

 神楽坂の山田塾の日、神楽坂へ向かう前に、千鳥ヶ淵は近くではなかったかしらとグーグル・マップに聴いた。

神楽坂と靖国神社、千鳥ヶ淵はエライ近いことが分かった。

オヤオヤと思って早い目に出て、両方をビデオ・カメラで取材した。

今回の(ふうてんアーカイブス)でそれを報告することにする。

 国立の桜は土曜、日曜に一回りして見た。

国立のソメイヨシノは樹齢70年~80年になるのではないだろうか。

そのせいかどうか、ますます白くなってピンクの感じがほとんどなくなった。

雨に濡れると、すこ~しピンクが増すような感じはする。

この桜たちが世代交代するときに備えて国立市はかなりの覚悟をしているのではなかろうか?

 国立市?そういえばコチラも市民の一人、30年も住んで桜を楽しませてもらっている市民の一人だった。

30年前にはまだ成長の途上だった桜の木々は大きくなり、枝をこれ以上ないくらいのばしている。

見て楽しませて貰うだけじゃなく、なんぞやることがあるのではなかろうか。

 アレやらコレやら書きたいことがあるように思っていたのだけど、今朝、週一の定番、ロシナンテに一鞭当て、桜のトンネルを走るとそんなことはどうでもよくなった。

(あと何回このトンネルをくぐれるのかなあ、なんせ一年に一回やからなあ) 

 

 国立の桜報告は来週にさせもらおう。

(ふうてんアーカイブス)

2008 3月 桜満開 靖国神社、千鳥ヶ淵

靖国神社Yasukuni_2  

 

 

 

 

 

 

 

  

この桜で東京の開花宣言?Yasukuni_3  

 

 

 

 

 

 

 

 

お掘りの桜(千鳥ヶ淵)Ohori_1  

 

 

 

 

 

 

 

 

その2Ohori_2  

 

 

 

 

 

 

 

 

その3Ohori_3  

 

 

 

 

 

 

 

 

その4Ohori_4  

 

 

 

 

 

 

 

 

神楽坂山田塾(まといのマドンナ)Matoi_1

Matoi_3

 

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2008/03/24

2008・3・23 花に嵐のたとえもあるさ篇

桜通りの蕾Sakura_3

 今年はめずらしく桜がふさわしい時期に咲くことになった。

4月の1日、年度の切り替わり、入学式、入社式。

東京の開花宣言は今日23日であると大本営発表にはあった。

皇居ではなくて、靖国神社の桜が(東京の開花宣言)するというのも面白い。

 昨日、土曜日にラガーマンと飲んだ。

この一週間は疲れることがありすぎたのかこの日、待ち合わせの5時に10分ほど遅れてしまった。

(さくら)でラガーマンは一杯目のビールを殆ど干していた。

(この店、7時までというんですよ、次の客の予約だそうで)

(珍しいケースやねえ、7時まではいてもいい、ちょうどいいじゃない)

という当たりから正月以来の飲み会が始まった。

(肋間神経痛でしてねえ)

とラガーマンがいきなり言った。

(肋間神経痛?肋骨の間の神経が痛む?)

と、ふうてんはおうむのように繰り返した。

(肺ガンかなんかとちゃいますか?と先生に聴いたんです)

(それで?)

(CTとらな分かりまへん、でもうちにはCTありません)

いつかそのうちCTとってみようとラガーマンは言った。

 桜の季節になった。

この季節、いつも次の一セリフを思い出す。

(花に嵐のたとえもあるさ、サヨナラだけが人生だ)

 これは井伏鱒二から聴いたような気がする。

グーグルに聴くと、いろいろと教えてくれる。

原作は大昔の中国の人だったようだ。

あるサイトに以下のようにあった。

この詩の作者は于 武陵(う ぶりょう)と言う方で、詩のタイトルそのものは「勧酒」といいます。
では原文。

勘酒    
勧君金屈巵 
満酌不須辞
花發多風雨 
人生足別離 

この詩を一気に有名にしたのは、井伏鱒二の名訳です。
即ち後半の二行、「花に嵐のたとえもあるぞ さよならだけが人生だ」と訳されたものが寺山修二や井伏鱒二の弟子、太宰治の小説やエッセイなどの中で広く有名になっていった訳です。
井伏鱒二の名訳はこちら。

この杯を受けてくれ
どうぞなみなみ注がしておくれ
花に嵐のたとえもあるぞ
さよならだけが人生だ

 井伏鱒二は広島県出身。

寺山修司は青森県。

広島県は(花に嵐のたとえもあるゾ)といい、

青森県は(花に嵐のたとえもあるさ)と紹介した。

 やっぱり演劇の世界に生きた寺山修司の方が垢抜けている?かも。

(ふうてんアーカイブス)

2008 3月 国立 桜狂想曲の始まり

シロと桃Shiromomo_2 

 

 

 

 

 

 

桜通り 

Sakura_1

 

 

 

 

 

 

 

 

さくらSakurmise_1  

 

 

 

 

 

 

 

 

ラガーマンRaga_1  

 

 

 

 

 

 

 

 

Raga_2  

 

 

 

 

 

 

書簡集Shokanshu

 

 

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2008/03/16

2008・3・18 春風駘蕩?篇

桃の蕾Momo

 土曜、日曜は風もなく穏やかな春の日だった。

薫風駘蕩とか春風駘蕩とかいう言葉を思い出させられた。

音では覚えているけれどパソコンで漢字にすると、まあややこしい字やなあ。

こんなの書けと言われても書けやしないなあと驚いてしまう。

 土曜日にロシナンテに付き合ってもらって桜通りや大学通りの(桜)の様子を確かめてきた。

帰ってふと見ると、桃はもう蕾がこぼれそうになっている。

コナラは新芽を出したがっている。

ふ~ん、知らんかったなあと考え込んだ。

 そういえば、今、漱石の(三四郎)を読んでいる。

何しろ(猫)一冊で漱石は分かる、(熱情)一曲でグレン・グールドは分かる、というタチなので漱石の(三四郎)もちゃんと読んだのか、あやしかった。

読んでみると自分で読むのは初めてではなかろうか、とまことに面白い。

おそらく江藤淳とか吉本隆明とかの評論で(三四郎)を読んだ積りになっていたのではなかろうか。

黒澤明監督も、どっかで(三四郎)の中の一つのシーンを(上手ですよねえ)なんて語っていたのでなおさらもう読んだような気がしていた。

 今日の繁すしでは山口夫人が(草枕)がお好きだという話になった。

山口瞳さんは森鴎外ファンだったという。

その夫人から瞳さんの(世相講談 上中)の2冊をいただく。

(あと下で完結するのよ)

と夫人から聴く。

昭和40年から41年にかけて月刊誌(オール読み物)に連載されたエッセイ集である。

文春の豊田さんに言わせるとこれが山口瞳さんの最高傑作だとか。

(なにしろ直木賞をもらったあとでリキがはいっているのよね、おかしすぎて笑いすぎてお腹が痛くなっちゃうので、途中で休むのよね)

などと夫人はおっしゃる。

(漱石は100年もってますけど、ひょっとしたら瞳さんも100年くらいもつかもしれませんよ)

なんて話をさせてもらった。

何故漱石は100年たっても古びないのだろう?

やはり(普遍性)があるからではないだろうか。

たとえばこの(三四郎)。

春風駘蕩の雰囲気。

熊本の田舎から一人の青年が電車に乗って大東京に出てくる。

(猫)や(坊ちゃん)や(草枕)を書いたあと大阪朝日新聞に入社してからの2作目。

その後、最後の(明暗)までずっと一人の男、一人の人間のありようを描きつづけた。

それがみんなに(そうだよなあ)と思わせつづけている。

だから100年もたっていまだに本屋さんの棚に並びつづけている。

 (三四郎)の次は(彼岸過ぎまで)を初めて読んでやろう。

(ふうてんアーカイブス)

2008 3月 国立 新芽や蕾はもう用意されている

桜通りSakura_1 

Sakura_11  

 

 

 

 

 

 

 

桜の蕾Daigakusakura  

 

 

 

 

 

 

 

 

ロシナンテのフェンダー・ミラーSakura_2  

 

 

 

 

 

 

 

大学通りDaigaku  

 

 

 

 

 

 

 

 

クロと桃Momo_2  

 

 

 

 

 

 

 

 

桃の蕾Momo_1  

 

 

 

 

 

 

 

 

コナラの新芽Konara  

 

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2008/03/09

2008・3・9 春の光篇

大学の梅Dakgaku

 このところ日差しが急に春らしくなってきた。

土曜日、いつものように昼寝をしようとベッドにはいった。

これまで差し込んでいた太陽の光がとどかない。

オヤッ?と思って思わず起き出した。

 昼寝はよして外へ出ることにした。

まずはロシナンテを起こさないといけない。

幸いネコちゃんたちはお出かけだった。

あったかくなったせいかエンジンの掛かりも早い。

このところロシナンテは気持ちが悪いくらい調子がいい。

 近くのガソリン・スタンドで久しぶりに給油した。

(20リットルお願いね、いくら?)

(ハイ、3000円です、現金ですか?)

コチラは胸ポケットに用意していた3000円を出した。

(これでいいの?)

(ハイ)

消費税はどうなっているのだろう?

それにしても昔はリットル100円だったのに、今は150円ねえ。

 ロシナンテで一回りする。

この季節、春の光と程よい冷たい風になぶられて、一年のうちでも最高だと思う。

道の木々たちは蕾を隠してまだ冬のような顔をしていた。

もうすぐ花を咲かせ新芽を吹き出すに違いない。

そういう気配を春の光で否応なく感じさせられた。

 チャリに乗り換えて書簡集でビールやらウィスキーやらモカマタリやらを飲んだ。

やがて(GTRのお兄さん)がはいってきた。

2月にお待ちかねの(ニッサンGTR)を手に入れたのである。

(どうです?)

(いやはや何と申しましょうか)

と、小西徳郎さんみたいな口調になる。

(小西徳郎さん?1950年代にプロ野球と大相撲の解説者として活躍したお方)

 スカイラインGTRではなくニッサンGTRになった。

その意味はスカイラインの一車種ではない、というところに表れているらしい。

これまでのスカイラインGTRはレースに出る時、ほとんどの部品は市販車と違っていたのではなかろうか。

市販車としてのスカイラインの顔と(羊の皮をかぶった狼)の両方の顔を持っていた。

ところが今度のニッサンGTRはこれっきりだから市販車もレース仕様も気にする必要がない。

(ともかくガチガチで遊びがありませんね)

(高井戸の料金所の近くでフト速度計を見ると180キロでした)

なんてことをこのGTRのお兄さんはのたまう。

(で、どうです?前のスカイラインGTRとくらべて、たとえば音とか感触とか)

(まだ500キロなのだけど、この車勝手に走ってくれます)

(勝手に?)

(そうなんですよ、オート・クラッチなんだけど、ギアの切り替えが自分でマニュアルで切り換えるよりはるかに速いんです)

(音はどうです?)

(前の方が良かったですねえ)

(500キロ、結構走っているじゃない、富士山周辺走りました?)

(いえ、都内だけですよ、まだね)

・・・

 どうやらまだフラットな道しか走ってないようだった。

近いうちに中央高速を河口湖まで行き、富士山の周りの上り下りを乗せてもらいたいですねえ。

ああいいですよ、そのうちね。

 いい気分になって書簡集を出た。

(ふうてんアーカイブス)

2008 3月 大学の森

池のカモたちも春を待っていた

カモたちKamo_1_2  

 

 

 

 

 

 

 

 Kamo_2_2 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうすぐ芽吹く森

Kamo_3_2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大学の白梅

講堂を背に白梅が

Ume_1

 

 

 

 

 

 

 

  

やはりメジロくんがUme_2

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2008/03/03

2008・3・3 梅祭りのころ篇

谷保天神の梅Umematsuri  

 3月になってようやく気温が上がってきた。

今年の冬は東京でも寒い日がつづいたように思う。

雪も3、4回降り、関東名物の強い空っ風の日も多かった。

これがもともとの普通の冬なのだろうか。

温暖化を感じさせない安心感はあったけれど、年寄りには応える寒さでもあった。

 2月半ばから春分のころまでの日差しの変化はめまぐるしい。

去年のこのころにも書いたけれど、何しろ日が延びて、光の角度が大きく変わる。

温度よりも光で(春の気配)を感じる季節となった。

 この土、日(3月1、2日)には谷保天神で梅祭りが行われた。

今日3日はひな祭りの日で、桃の節句である。

ん?桃の節句のころに梅祭り?

やはり桃には一か月早い。

日本の四季の催し物はやはり旧暦とともにあるようだ。

 今年の梅はちょうど梅祭りのときに満開となってくれた。

(ふうてんアーカイブス)

2008 3月 谷保天神 梅祭りのころ

野点も催されるAka_1    

 

 

 

 

 

 

 

 

紅白の梅はほぼ満開Aka_2  

 

 

 

 

 

 

 

 

白と紅とShiro_1  

 

 

 

 

 

 

 

 

ピンクっぽいのもShiro_2  

 

 

 

 

 

 

 

 Shiro_3  

 

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