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2007.1.14.ふきのとう味噌を作った篇

近くの公園で出初式を見たDe_6  

 正月も明けてボヤボヤしているうちに、もう1月の半ばとなった。

今年は暖冬だそうで、確かに霜やら雪やらは少ないようだ。

霜柱で庭の土がモコモコ盛り上がっているのも見ないし、雪などはもう感触を忘れてしまっている。

 1月5日に61歳になった身としては、自分のことだけ考えると暖冬はありがたい。

若いころは冬の寒さはそんなに苦痛ではなかった。

何となく心身ともに引き締まるような爽快感すらあった。

しかし、歳をとるとどうもいけない。

 朝、目覚めて空気が冷たいと起き出すのが億劫になる。

誰か一階のダイニング兼リビングの部屋に暖房を入れている殊勝なやつはいないかなあと期待する。

ユカタ一枚で寝ているので、フトンから抜け出して起きると、ユカタの下にシャツ(肌着)を着て、靴下らしきものをはいて、ユカタの上にチャンチャンコみたよなものを羽織って、それで家の中を動くことになる。

 12月20日ころに冬至となって太陽が一番弱くなる。

それから3週間ほどたって、夕日の沈む時間はずいぶん遅くなった。

繁寿司へ出向く夕刻5時ころでも、最近は暗くなくなってきた。

定点観測をしていると四季の移り変わりがまことによく分かる。

 去年から、定点観測の一つに(蕗の薹味噌)が加わった。

去年初めて作って、それが何月ころだったのかはもう忘れている。

蕗の薹は雪に覆われた大地で春を待っていた蕗が、用意していた新芽を雪解けのころに出す、という風に考えて、春の兆しを味わう、という意味もこめて、自分で包丁を使ってミジン切りにし、味噌とこね合わせたのだった。

 先日、多摩地区のあるJRの駅で、山形物産展みたいなものをやっていて、何と、蕗の薹が売られていた。

(ええっ?蕗の薹?正月明けに?)

と思いつつ、騙された積りで1パック500円を買って帰った。

実は去年の暮れ近く、女房がコチラの好きなのを知っていて、

(旦那さん、蕗の薹があったよ)

と言って近くのスーパーから買ってきたのを見せた。

さっそく(蕗の薹味噌)を作ってみたのだけど、香りもなくとても食べられるものではなかった、ということがあった。

 結論から言うと、今回はかなりいけた。

第一、年末の時は、ミジン切りにしたとき香りが漂わなかった。

指にもいい匂いが残らなかった。

今回は、刻むといい香りがした。

指にもそれが残った。

ただし、部屋中香りが漂って、はいってきた人が、ああ蕗の薹の匂い、というまでには至らなかった。

 山形県産という能書きであった。

山形県では雪がたっぷり降って、もうそれが溶け始めたのだろうか?

NHKの天気予報は毎日何回も見ているのだけれど、そういう気配はない。

してみればこの、多摩地区のJRの駅の(山形県物産展)で買った2007年版(蕗の薹)は、やはり養殖、じゃなかった、畑で作られた、ひょっとしたらビニールで覆われた畑で生産されたものなのだろうか?

人知れぬ山間で、雪の溶けるころに顔を出したお方ではないに違いない。

 味噌とこね回した後、それを食べながらビールを飲んだ。

エグイような苦いような蕗の薹の味と、味噌の塩辛さが舌に来た。

やはりシーズンじゃないんだ、と疑った。

3日後、同じようにビールを飲みながら食べてみた。

蕗の薹のエグさは消え、味噌のしょっぱさも消え、なんとなくシットリとした、いい香りの、適度な苦みの、(蕗の薹味噌)に変身していた。

ほぼ同じ量の蕗の薹と味噌をこね回してこれを作った。

(ええ勝負しとるんや)と思った。

 今が1月だから5月くらいまで、今年は何回これを作ることになるのだろうか?

料理を作って人様に振る舞うほど料理をやろうとは思わないふうてんにとって、この(蕗の薹味噌)は季節を味わう為の(定番)となったようだ。

こんなものは女房などに期待してはいけない。

(ふうてんアーカイブス)

2007 国立 正月明け

国立の大学通りは正月明けもイルミネーションが

正月明けでもTree_1  

 

 

 

 

 

 

 

イルミネーションはTree_2  

 

 

 

 

 

 

 

悪くないTree_3  

 

 

 

 

 

 

 

国立の消防団の出初式

一種の軍隊なのだろうか

一斉放水のあとしぶきが飛んで来た 

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コメント

ふうてんさん
 不器用なような、器用なような。
 ご自分の好みはご自身で作るわけですな。
 さて、蕗の薹味噌、酒のあてによろしいようで。

 私は数日前に、福井の田舎料理を食卓に得ました。
 貝焼き、とか亡き父がいうておりました。
 以前もどこかで記しましたが、本来は大きな二枚貝の殻に、味噌と大根オロシとネギと、身欠きニシン(適当に切ってです)とを入れるのですが、土鍋です。
 ぐつぐつ煮るのです。
 暖かいご飯にぴったり。
 お酒にも。
そういうわけで、味噌というのは和風のベースでしょうね。

投稿: Mu | 2007/01/15 17:12

Muさん

 確かに味噌は和風ですよね。
醤油と味噌。
今のようなものにたどり着くのになが~い歴史があるのでしょうね。
ちょっと遠くを見る心地がします。

 貝焼き、話には聴きますがおいしそうですねえ。
味噌でネギやニシンをグツグツと煮る。
聴くだけでも旨そうです。

 この季節カキもよく食べます。
大根オロシで冷水で洗う、というのだけ手間ですが、あとは手が掛からないのがよろしい。
生でポンズで食べるか、小麦粉まぶしてオリーブ・オイルでソテーするか。
気が向くと2パック買って帰って両方食したりします。

 不器用ものの旬の楽しみ方でしょうか。
蕗の薹も牡蛎も筍も味の要諦はその苦みにあるように思います。

投稿: ふうてん | 2007/01/15 19:09

長いメンテナンスでしたね(笑)。

 美味しそうですねぇ~。
今年はふうてんさんに習って、(ふきのとう味噌)を作ろうと思っています。(でもこちらでは、ふきのとうがまだ売り場には出ていませんが(涙)。)
 美味しいふきのとうみそを作るには、ふきのとうが新しくなければいけないようですが、使うお味噌もポイントでしょうね。(自分の作ったお味噌は、全部食べてしもたし、マルコメみそではあかんやろうなぁ。)

 消防団の出初式は、テレビでチラッと見たことはありますが、最初から放水まで見たのは初めてです。
自衛隊の観閲式に似た雰囲気もありますね。
貴重な映像、ありがとうございましたm(_ _)m。

投稿: ほかも | 2007/01/17 15:50

ほかもさん

 ふきのとう味噌は確かに酒のつまみにはいいですよ。
ゴハンのおかずになるかどうかは当方には分かりません。

 醤油や味噌というのは味のベースになるので所帯を持って定着するのに多少時間が掛かったような記憶があります。
普通の味噌は我が家では大分の(フンドーキン味噌)を使います。
味噌汁の味が一定しないで迷っていた時期、たまたま近くのスーパーに女房の田舎別府でも使っていたこの味噌があったので使ってみたら味がピッタリ来たのでした。
以来、味噌汁も味噌煮込みもこればかりです。
勿論ふきのとう味噌もこの(フンドーキン)という妙な名前のミソです。
フンドーキン醤油(株)という会社を今も野上弥生子の生家が営んでいるようです。

 面白いホームページがあるので覗いてみて下さい。
URL http://www.fundokin.co.jp/
このサイトのOnline Shoppingのところに商品説明があります。

投稿: ふうてん | 2007/01/17 18:43

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